レスポンスの良さ&軽さに拘ったハイエンドモデル 今期から新しくなった、FLUXの中で最も硬いバインディング、XV。 使用されるフィールドとしては、ビッグマウンテンやスノーボードクロス、カービングの大会など、主にハイスピードでのライディングに合わせて使用される方が多いモデルです。 こうした環境で安定感をもって滑れるように、またロスなく力を板に伝えるために、ハイバック、ベースプレート、さらにはディスクプレートにもカーボン繊維を混合させ強度を上げています。 今期はさらに大型のスタビライザーをベースに備えることで、板との接地面積を広く取り、板への力を伝えやすくしています。 これによりカービングやジャンプでの安定感が増すと共に、板へのプレッシャーも軽減しています。 硬いモデルは動きも硬くなる? こうした仕様によりXVというバインディングは、スピードには強いが動きは制限があり、動きにくい、遊びづらいといったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。 実際ブーツを履いてストラップを締めてみると、がっちりとしたホールド感に加え、ハイバックの圧倒的な存在感を感じる方が多いでしょう。 滑り出してみても反応の速さに驚かれるかと思います。 ただ、そのレスポンスの速さ、性能を引き出したときに生まれる滑りは、このモデルでしか出せない、むしろ滑らかにさえ感じるキレを生み出します。 カービングでの切り返しの速さ、オーリーをかけたときの板の反発、壁でスラッシュをした際のスプレーの上がり具合。 ギアの性能アップによって引き上げられた限界スピードにより、今までとは違う世界が見えてくるはずです。 PHOTO: HOLY 道具選びは滑りの目標設定でもある 道具はある意味スノーボードの目標のようなものです。 それぞれの道具にはハイレスポンスだったり動きやすさ、パークやバックカントリーで滑りやすいようにとか、また使用者の滑りのレベルに合わせるなど、それぞれの目的を達成するために、あらたな機能を開発し、素材や形状等を組み合わせながら性能を調整しています。 ですから道具を変えた際に、今の滑り方やレベルとその道具の目的が違えば、当然違和感が生まれます。 それを動きにくいと感じて諦めるか、それとも乗りこなせるように自らをアップデートしていくか。 どちらを選ぶかで、その先に見えてくる世界が大きく変わってくる事でしょう。 あなたは現状の滑りで満足していますか? それともさらに上のレベルを目指しますか? あなたがもし、今までにないキレのある滑りを得たいのであれば、新しく生まれ変わったXVはきっと良い助けとなってくれることでしょう。 気になる方はぜひ近隣のお取扱い店舗様にご相談ください。 または、静岡県スノーパークYetiにて水曜日のナイターに試乗会も行っています。お近くの方は是非試しに来てください。 ■Yetiナイター試乗会詳細 12月4日(水)17:00 - 21:30(21:00最終貸出) 11日(水)17:00 - 21:30(21:00最終貸出) >>詳細はこちらから PROFILE 山村未駆人 幼少期からコンペシーンで活躍し、現在ではパークだけでなくバックカントリーやストリートまでオールラウンドに撮影をしながら自分を表現している。小柄ながらも内からあふれるパワーを勢いに乗せ、見るものを惹きつけるライディングをするオールラウンダー。